福祉について学びませんか?【開催報告】
?9月18日(金)業種別説明会、福祉について学びませんか?を開催しました✏
ゲストに
?株式会社ニチイ学館長浜支店様
?社会福祉法人ひだまりの皆様
共催として?滋賀県社会福祉協議会様
をお迎えして、福祉のお仕事についてご紹介いただきました?
初めに滋賀県社会福祉協議会様より介護・福祉のお仕事全体についてからスタートです✏
福祉の言葉の意味
福祉の仕事はふだんのくらしの中しあわせをもてるよう、人に寄り添い誰もが自分らしく生き生きと地域で暮らすこと。
福祉の仕事の”いま”
働きながら、資格を取得することができます。
介護に携わる人が基本となる知識・技術を習得する研修“介護職員初任者研修”
実務者研修を得て実務経験3年で国家資格の介護福祉士、5年で社会福祉士の受験が可能。
介護職場の賃金は増加傾向にあり、求人倍率は2.82、職員の年齢割合も子育て中の35歳以上の方が多くなっています。
また、福祉の仕事を見学・仕事体験できる施設や、助成もあります(❁´◡`❁)
どんな施設があるの?
高齢者分野の施設・事業所(入所)
入所型の施設は24時間交代勤務=変則勤務で働いています。
利用者さんの状態によっておもに3つの施設に分かれます。
<特別養護老人ホーム>
常に介護を必要として、居宅で生活する事が困難な人を対象 として、日常生活所のお世話や機能訓練、健康管理を行う施設
<介護老人保健施設>
症状が安定し、在宅生活に復帰できるよう、リハビリテーションを中心とする医療ケアと介護を受ける施設
<認知症対応型共同生活介護>
通称グループホームとよばれ、比較的に安定した状態にある認知症の高齢者が共同生活を送る住居、日常生活上の援助を行う施設
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高齢者分野の施設・事業所(居宅)
居宅型施設は、日勤時間帯の勤務中心で働いています。
<訪問介護>
よく耳にしたことのある通称ヘルパーと呼ばれています。
家庭に訪問し、入浴・排泄・食事などの介護や家事、相談・助言をしたりします。
日勤時間帯の勤務が中心で『介護職員初任者研修修了(ホームヘルパー2級)』以上の資格があれば働くことができ、正社員は少なく“登録型”の就労が多くあります。
<通所介護>
通称デイサービスと呼ばれています。
施設にて入浴や食事の提供、日常生活上の世話と機能訓練をします。
様々なデイサービスが増えてきていますが、日勤時間帯の勤務が多くあります。
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障害者分野の施設・事業所(おもに4つの施設に分かれます)
<施設入所支援>
施設入所する人に夜間や休日に介護、相談・助言、日常生活上の支援を行う、24時時間の変則勤務です。
<生活介護>
常に介護を必要とする人の介護や、日常生活上の支援創作的・生産活動の機会の提供のほか、身体機能などの向上のために必要な援助を行う、日勤中心勤務です。
<共同生活援助>
グループホームとも呼ばれ、共同生活に支障のない障害のある方に主に夜間に共同生活する住居で介護、援助を行います。
求人名は“世話人”で検索。
<就労継続支援 A型 B型>
企業などで就労が困難な人に労働者として働きながら一般企業への就職を目指すよう支援する(A型(雇用型))
通常の事業所での雇用が困難な就労経験のある人に、A型への移行や一般就労を目指すように支援する。
職員は、パンやクッキー作り、野菜栽培、営業など多様。
福祉の資格について
①介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級):公的資格
介護に携わる人が基本となる知識・技術を習得する研修
②介護福祉士:国家資格
専門知識や技術をもって、介護を必要とする人に入浴、排せつ、食事など日常生活に必要な介護を行う専門の資格
③社会福祉士:国家資格
専門知識や技術をもって、介護を必要とする人の福祉に関する相談に応じ助言、指導、そのほかの援助を行う専門職の資格
④介護支援専門員(ケアマネージャー):任用資格
介護を必要とする人が心身の状況に応じた適切なサービスを受けることができるように計画を立て、連絡調整を行う
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ニチイ学館の方にもお話を聞かせていただきました✨
長浜支店では現在6拠点あり、居宅・訪問・通所でのお仕事があります。
基本無資格でできるお仕事も多いですが、勉強しながら働き、スキルアップのために資格をとっていく方も多くいらっしゃいます。
ニチイ学館では、介護職員として働くために必要不可欠な基礎知識と技術を、より効率よく、より確かなものとして、身に付けられるように考えられており、介護職員初任者研修を約4カ月で取得することができ、後半には実技もあります。 訪問介護にはこの資格が必要になってきます。
実際に訪問介護で働いておられる方からのお話を聞くこともできました(๑•̀ㅂ•́)و✧
介護は力仕事で、腰を悪くしてしまう印象の方も多いようですが、力がなくても大丈夫!!
介護技術を取得すれば体を痛めることも少ないです。排泄時に心配な感染症も手袋着用で安心です。
また、子育て中の方が働きやすく訪問と訪問の間に帰宅したり、空いた時間を自由に過ごすことができるので両立を始めるのにもピッタリです。
初めは先輩と一緒に行くことから始まり一人になっても連絡できる体制が整っていたり、3~4人のチームで一人に関わっていくので、一人のようでチームで連携しています。
調理も難しいことはなく、ケアプランに応じて人それぞれなので、一件ずつから仕事を覚えていけるのも魅力の一つです?
続いては
社会福祉法人ひだまりさんのお話をお聞きしました?
子どもからお年寄りまで、世代を超えて誰でもいつでも、ふらっと立ち寄れる居場所を作りたい…
そんな想いとともに平成15年3月NPO法人ひだまり設立からの歩み。年をとっても、認知症になっても、しょうがいを持っても、地域で住み続けるために私たちが出来ることは何だろう?地域の方のお困りごとから必要なものをカタチにしてきた歴史。
ひだまり人財について?
・資格に左右されない
・理念をしっかり伝える→思いの統一
スキルアップの為の資格取得支援/人事評価の仕組みの確立さらに人材育成、人材確保のための様々な制度があります。
もちろん子育て世代も働きやすいよう、
・育休制度・時短制度→小学校1年生まで可能
・子育て世代の日曜固定定休
・保育士の常駐
・午前中のみの出勤
など働く人に寄り添った制度、そして働き甲斐がある職場を目指して運営しています。
?感想?
・こんなにたくさんの内容を1度に聞けて参加してよかったです?
・子育てをしながらでも仕事をしやすい環境はとても魅力を感じました✨働きだすのはもう少し先だと思ったけれど、前向きに考えてみようと思った?
・参加して不安がとれました。具体的な仕事内容や資格取得の方法などしれて良かったです。
・介護の仕事に対しての考え方が少し変わったと思います。一度見学に行ってみたいです?
■令和2年度 地域雇用活性化推進事業 / 就職促進の取組■
【女性としごとマッチング/業種別説明会 福祉】
主催:長浜地域雇用創造協議会
運営:子育て応援カフェLOCO