下草野まちづくりセンターさん Link project!!
企業の魅力発信?Link Project!!??✨
今回は長浜市北ノ郷町にある下草野まちづくりセンターの西橋さんと、先輩ママスタッフのFさんに取材させていただきました?
Q.事業内容をお聞かせください
まちづくりセンターは「地域づくり活動の拠点」です。そのために場所を提供したり、特色ある地域づくりを進めていくための支援や情報の発信の機能を併せ持った施設です。子どもから高齢者まで、すべての世代の方のために様々な講座を開催しています。地域でイベントを開催される時には、お手伝いします。
具体的には未就園児を集めての“子育てサロン”、高齢者大学として“イキイキ講座”、浅井三館合同で“子ども学び座”など、地域の方の憩いの場・情報共有の場にもなっています?
Q. 具体的にはどんなお仕事をされていますか?
地域づくり活動の拠点として事業運営
まちづくりセンターの事務員は、地域づくり活動の拠点として事業運営をしています。貸館業務全般(使用料の集計、予約受付など)、事業がある時は事業の内容の考案、事前準備、当日運営、チラシ制作などで、年度末は実績報告書の作成や資料作成といった事務仕事をしています。「事務員会議」という浅井地区5館の事務員同士で情報交換をしたり、二ヶ月に一度「ほうれんそう会(報連相会)」といって、各地域のまちづくりセンターの事務員で情報交換をしたり、研修を受けたりしています。
Q. 勤務日数や時間を教えて下さい
勤務時間は8時半~17時15分の勤務です?。下草野まちづくりセンターは月曜が休館日で、第1・3日曜と祝日もお休みになります。
Q. どのような理念・想いで活動されていますか
人づくり地域づくり
まちづくりセンターでは、人と人との繋がり、学び、結びの中で、人づくり地域づくりに展開していけばいいなと思っています。幾つになっても学びたいという気持ちを大事にしたいです?
LOCO comment✨
人と人との距離ができてきているいま、近所でも縦の関係は繋がりにくいと感じます。その繋がりを作ってもらえる場を、事業を通して考えて下さるのはありがたいです。
Q. 職場の雰囲気はどのように感じますか?
地域の人が協力してくれる恵まれた環境
地域の人の出入りもあって、職場環境的にすごく恵まれているところです。地域の方に声をかけてもらえたり、頼むと協力してくださる方がおられるのでありがたいです。
Q. 今後の展望を聞かせて下さい
どの世代の人も気軽に来てもらえる場
昔みたいに、子どもが外で遊ぶということがなくなっている様に感じます。遊びかたを知らない子もいます。おじいちゃんおばあちゃんとの交流も少なく、親も働いている中で、子どもたちが地域で遊べる場所、どんなことをして遊ぶとか、そういう場があればいいなと思っています。令和3年度から、まちづくりセンターの管理運営が指定管理となる新体制では、地域雇用となるので、子育て世代のお母さんも働きやすい環境にしたいと思っています。定年後のスキルのあるシニアの活躍の場にもしたいです。気軽に来てもらえるような場になればと思っています。
LOCO comment✨
なかなか外に出て行きにくい子育て世代のお母さんや、定年を迎えた方々に地域で雇用の場所があるのは本当に素敵だと思います。人との繋がりにもなりますね!
Q. 西橋さんにとって「働く」とはなんですか?
やってきてよかったと思えるよう
地域のために働く事は、ゆくゆく自分に返ってくると思って働いています。いつか振り返ったときに、やってきてよかったなと思えるようにしたいです。
LOCO comment✨
現在なさっていることは、必ず地域の未来につながっていると私も思います!!何気ない毎日も、後悔しない時間を選んでいきたいです。
Q. 事業を通して長浜がどんなまちになって欲しいですか?
地域の垣根を越えてまちづくりができたら
この地域にきて、人と人の繋がりであったり、お互い様の精神ってすごいなと思っています。人が地域のためにする事が地域活性に繋がっていって、地域が人を育てていくと思うので、地域の垣根を超えて良いところや、見習うべき点を見つけてまちづくりができたら、一つになっていけたらいいなと思います。
Q. 再就職される女性の方へのメッセージをお願いします!
西橋さん
仕事も家事も子どものことも全部完璧にしたいと思っていたけど、実際にはとても完璧には無理で、何もかも中途半端になっている自分がとてもしんどかった時期があります。でも、頑張りすぎなくてもいいんやということと、甘えさせてもらえるところは甘えさせて貰うことで心の余裕ができているということに気が付きました。プレッシャーを乗り越えることは力になりますよ❗
Fさん
無理する事が、一番周りに影響を与えるなと思っていて、お母さんが笑っていたりすると周りも和らぐし、いかにストレスを溜めないようにするかが大事だなと思います。やりたい事を口に出した方がその方向に進むかなと思います❗
LOCO comment✨
お二人ともが経験された「何もかも一人で背負おうとしたこと」も一つの経験として、そこをどう乗り越えるのかをご自身の力に変えていらっしゃる前向きな姿はとても刺激を受けました。
続いて、お二人に家庭と仕事をどのようにこなしていらっしゃるのか、インタビューさせてもらいました?
Q. 仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
西橋さん
利用者さんからの「ありがとう」
現在は事業がほとんどストップしている状態ですが、そうでない時は毎日のように事業があって、準備などに追われることで辛いと感じることもありますが、その分、達成感を感じます。事業後のアンケートや利用者さんから「参加してよかった」「ありがとう」と言ってもらえると、やってよかったと思えます。仕事後も、家事や育児、子どもの習い事の送迎などで過密スケジュールですが、働いている充実感を感じられます。
Fさん
人からもらう「ありがとう」
いまの仕事をするようになってから、仕事を仕事と思っていない感じで楽しくやっています。この仕事で人と関わることが多くなって、人から「ありがとう」と言葉をかけてもたえたときにやりがいを感じます。
LOCO comment✨
人からもらう「ありがとう」の言葉は、大変さも吹っ飛ばす嬉しい言葉ですね!「また頑張ろう」と思えますね。
Q. 働いてからの“ワタシ”や家族の変化について教えて下さい。
西橋さん
「誰かのために」という気持ちが嬉しい
家族が協力してくれることで働きやすくなったと感じています。いつもではないですが、家に帰った時に部屋をきれいにしてくれているととても気持ちがいいです。ママを助けようと動いてくれることは嬉しいですし、ママのために、誰かのために、という気持ちをもってくれることは親として有難いです。その環境が子どもも私も成長させてくれているなと感じますし、こういう環境を今後も継続していけたらいいなと思っています。
Fさん
子どもの成長に伴い働き方を変えてよかった
今は自分がやりたかった仕事をさせてもらえているので、時間にも心にも余裕がもてるようになって、家族への接し方も変わりました。正社員という働き方もしてきましたが、子どもの成長に合わせて働き方を変えることも必要だったのかなと感じています。そして子どもの成長に伴って働き方を変えるのも、人生のいろんな経験としてありだなと、今となっては思います。
LOCO comment✨
子どももパートナーもママ自身も、家族みんなが一緒に変化に対応していき、成長していけるなんて素敵ですね。
Q. 家事を楽にするテクニックはありますか?
西橋さん
家族で役割分担、頼れる人にお願い
全部自分がするというのはしんどいので、家族で役割分担をしています。義両親と両親も近くに住んでいるので、頼れるところは頼っています。お義母さんに夕飯のおかずをいただくこともあり、感謝しています。朝の時間はあっという間なので、前日の夜にお弁当を作ったり、子どもの試合がある日は前日にカレーなど作り置きできるものを作っておくこともあります。
Fさん
夫や両親と助け合い
料理は段取りを組んで、同じ野菜は一度で切ったりして時短にしています。これはお味噌汁用、これは野菜炒め用などです。他には、前日の余りをアレンジしたり、隣に両親が住んでいるので、夕飯づくりは話し合ってお互いに助け合っています。そして、家族でジャンケン大会をしてお風呂掃除を誰がするか決めたり、洗い物している間に、夫に洗濯物干しをお願いしたりします。
LOCO comment✨
頼れるところは頼る、甘えられるときは甘える、と先輩スタッフさんお二人ともが仰っていたことがとても印象的でした。全部自分でやらなきゃと、働きはじめたママのあるあるの悩みを経験されたからこその言葉の重みを感じました。
Q. ストレス発散方法やリラックス方法があれば教えて下さい。
西橋さん
自分の時間を楽しむ
休日に友だちとランチに行ってお喋りしたり、好きなものを買ったり、自分が楽しめることしてストレス発散しています。そのため休日もじっとしていることがなく、過密スケジュールです。今はコロナで外出は難しいですが、休日は自分の時間を楽しんでいます?
Fさん
ランニングで前向きに考えられる時間を
走るのが好きなので、朝4時に起きて走っています?♂️。走っている間は頭の中が整理できて、今後の方向性など前向きに考えられるので、その時間が好きです。他には、長風呂をして、とにかく長時間寝て切り替えています?
LOCO comment✨
お二人とも自分の時間を楽しんでいらっしゃって、「楽しんだ分次も頑張ろうと思える」と言っておられた顔もいきいきとされていました。早起きしたり、休日のスケジュールを立てて自分の時間を作り、オンオフの切り替えをされていらっしゃることをお聞きして、自分の“好き”を知ることは大事だなと感じました。
Q. 家庭を円滑にするためにしていることはありますか?
西橋さん
夫婦間で予定を共有
口で伝えると忘れてしまうので、子どもの送迎や休みの日の試合など、夫婦間でLINEを使って情報共有しています。家族グループでも子どもを含めて予定を共有することもあります。
Fさん
アプリと食卓の掲示板で予定を共有
夫とカレンダーアプリで予定を共有したり、子どもの学校や部活の予定は食卓にある掲示板に貼って、子どもも一緒に予定を共有します。
LOCO comment✨
子どもの成長に伴い子どもへの関わり方が変わっていき、中学・高校になると平日の部活動や塾の送迎、土日の部活のお弁当など、家族間での情報共有がとっても大事だとしみじみ感じました。
Q. ご家族や友人からの心温まるエピソードがあれば教えて下さい。
西橋さん
周りにもっと頼ったらいい
自分が働こうと決めたから家事も仕事も全部完璧にしようとして、それができてないことに悩んだこともありましたが、周りの人から「頑張らなくていいんやで」「周りにもっと頼ったらいいんやで」と声をかけてもらったこと。フルタイムで働き始めたとき下の子が小さかったので、タイミングが早かったかな?と悩んでいた時、知人に「働こうと思った時がベストのタイミングだから間違いじゃないで」と言ってもらえたことが、誰かに自分の決断を認めてもらえていると嬉しかったです。
Fさん
最後に後悔しない人生を送ったほうがいい
私も同じような感じで、負けず嫌いの性格から全部自分でやろうとして悔しい思いも経験しましたが、人には得意不得意があると認め、誰かに任せることは勇気もいりますが、不得意なことは得意な人にお任せして、それも含めて人生が楽しく送れたらいいなと思えたのと、夫に「最後に後悔しない人生を送ったほうがいい」と言ってもらって、思い切って前職を辞めました。収入の面でフルタイムの仕事をした方がいいのかなと悩むこともありますが、今、私がやりたいことをやっていると夫は思ってくれているので、「収入じゃなくて、やりたいことをやっていい」と言われて、とても気持ちが楽になりました。
LOCO comment✨
働き始めるタイミングや、働き方を変えた方がいいのかなと悩まれている方にとって、頼もしい言葉の数々だなと感じました。一人でなにもかも背負いこまないことが大事で、自分の思いを言葉にだすことも必要なんだなと改めて考えさせられました。
LOCO comment取材をさせていただいて✨
地域のことを、できる事から親身に取り組まれている活動は、“お互いさま”の助け合いの精神も含めて、子供たちの未来の道しるべになる様な取り組みです。[守り続ける事]、[改革する事]、と向き合って、地域を再発見し整えていこうと動かれているお母さんの温かい思いに、少し胸があつくなりました。この春からの新体制!とても楽しみです。人が地域のためにする事が地域活性に繋がっていって、「地域が人を育てていく」という言葉を私自身も大切に、意識していきたいなと思いました。
下草野まちづくりセンターさん、下草野まちづくり協議会さん両者が、地域がよくなるように、地域の人のために様々な事業を企画・運営されていて、地域の人との関りを楽しんでいらっしゃる姿が温かく感じました。お二人が経験された子どもが小さかった頃の悩みをどう乗り越えてきたのか、さらに子どもが中学・高校になった時の現況をお聞かせいただき、働く先輩スタッフさんとして、中学・高校生をもつ先輩ママとして、お話をお伺い出来て勉強になりました。
インタビューにお答えいただきました、下草野まちづくりセンターのみなさま、貴重なお話をありがとうございました❗
■令和2年度 地域雇用活性化推進事業 / 就職促進の取組■
【女性としごとマッチング/企業の魅力発信 Link project!!】
長浜の魅力ある企業さんの情報発信
ママさんライターが取材に行き、ママ目線で”長浜で働く”を学ぶ。
発信にも挑戦しています( *´艸`)
主催:長浜地域雇用創造協議会
運営:子育て応援カフェLOCO